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「IKAROS」世界記録に認定

「IKAROS」とその分離カメラ(子衛星)「DCAM」がこの度、ギネス世界記録TMに認定されました。認定された記録は次の2件です。

  1. 最初の惑星間ソーラーセイル宇宙機 「IKAROS」
    (First interplanetary solar sail spacecraft)
  2. 最小の惑星間子衛星 「DCAM1とDCAM2」
    (Smallest interplanetary subsatellite)

森治 IKAROSデモンストレーションチーム長からのメッセージ

「ソーラーセイル」は、宇宙空間で帆を広げて太陽の光の圧力を受けることで、燃料を使わずに航行する夢の宇宙帆船です。このアイデア自体は約100年前からあり、世界中で研究開発が行われているにもかかわらず、これまで実現されていませんでした。
「IKAROS」という名に困難な技術に挑戦する決意を込めて、世界初のソーラーセイルの実証を目指してきた私たちにとって、このギネス世界記録TMの認定は誇りであり、これまでご支援いただいた皆様と共に喜びを分かち合いたいと思います。
これを弾みにIKAROSの後継機となるソーラー電力セイル探査機の検討を進めていく所存ですので、今後ともご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

澤田弘崇 開発員(DCAM開発とりまとめ担当)からのメッセージ

「IKAROS」に搭載された分離カメラ1号(DCAM1)と2号(DCAM2)の2機はソーラー電力セイルの展開を確認し、軌道上での展張状態、形状を計測するために搭載し、その任務を成功させることができました。画像をIKAROS本体に無線で送る機能以外は極力削除し、超小型宇宙機として頭を悩ませながら設計し、開発した機器です。
この分離カメラが送ってきた画像を地上で確認できたときが、私がIKAROSプロジェクトに携わってきた中で最も感動した瞬間で今でも脳裏に焼き付いています。非常に苦労をして開発した機器ですので、ギネス世界記録TMに認定されたことは感慨深いものがあり、開発にご協力頂いた関係者のみなさんに感謝致します。
今後も、深宇宙探査ミッションでこのようなユニークなミッションを実現できるよう、挑戦を続けていきたいと思います。

左:森治 IKAROSデモンストレーションチーム長
右:澤田弘崇 開発員(DCAM開発とりまとめ担当)

※ギネス世界記録TMはギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。

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